- 住宅メンテナンス
ベランダ・バルコニーからの雨漏りにご注意!
「おしえて、おうちコンシェルさん!」のテレビCMでおなじみ、
石川県の住宅購入相談店( 富山店もあります!) でご相談をお受けしているファイナンシャルプランナー&建築士・宅建士の谷路です。
おうちコンシェル金沢店の近隣もすっかり冬景色となりました。
これからしばらくは明日の天気をチェックしてから一日の終わりを迎えることになります。
ところで、北陸の家には冬になるとその存在がすっかり忘れられるものがあります。
それは、
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お布団干しに便利そうだと思って設置したベランダやバルコニー。
YKKapホームページより
湿気の多い北陸では、カラッと乾いたお布団に憧れがあります。そのため、新築するときにはバルコニーやベランダがほしい!という方が多いです。
*バルコニーとベランダの違い:どちらも建物の外に突き出していて、屋根があればベランダ、屋根がなければバルコニーと呼ばれています。
でも、そこには大きな落とし穴があると言えます。それは・・・・・落ち葉です。排水溝を詰まらせる原因になります。
また、北陸の冬と言えば雪。ちょっとずつ溶けて水になり、それが床や外壁のひび割れに入り込んでいきます。氷点下になれば、その水分が凍結して体積が増して・・・・・そのひび割れを大きくしてしまいます。排水溝と床のつなぎ目なんかも同じように危ないです。ちょっとしたヒビがだんだん大きくなって、ついには雨漏りへとエスカレートしていきます。
ベランダ・バルコニーからの雨漏りと聞くと外壁の被害を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、柱や土台といった重要な構造材を傷ませる(腐らせる)ことも大いにあります。そうなれば耐震性も大きく下げてしまいますし、カビ臭、内壁や床のカビに悩まされることもあります。
そうならないためには季節毎の自己点検を続けていくことが最も大切です。
(点検項目)
①排水溝周りに劣化はないか
②排水溝に落ち葉などが詰まっていないか
③床や外壁にひび割れはないか
また、大がかりな補修が必要になる前に、7~8年毎にはプロの点検・メンテナンスをお勧めします。
自主点検が面倒な方や、点検・メンテナンス費用は出したくないという方は「お布団を干したいから」というだけでベランダやバルコニーをつけない方がよいかもしれません。
家づくりにはこういった「メリット」と「デメリット」がつきもの。その両方をキチンと教えてくれる人が家づくりのパートナーだったら心強いですね。
住み始めてからの補修費やメンテナンス費用も比べてみませんか?
そんなお手伝いも私たち「おうちのコンシェルジュ」におまかせください。
家のことは何も分からないという家づくり初心者さん大歓迎です。
(主な資格) 二級建築士、宅地建物取引士、2級ファイナンシャルプランニング技能士(AFP)、住宅ローンアドバイザー、インテリアコーディネーター、福祉住環境コーディネーター2級、整理収納アドバイザー1級、英検準1級
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