- 住まいの比較
「家相」って何? 気にしなくてもいいの?
「おしえて、おうちコンシェルさん!」のテレビCMでおなじみ、
石川県の住宅購入相談店( 富山店もあります!) でご相談をお受けしているファイナンシャルプランナー&建築士・宅建士の谷路です。
「家相」って気になりますか?
「おうちコンシェル」にご相談に来られる方は、「家相」なんて興味ないなあ・・・と言われることが多いです。でも、新築後に訪問された親戚の方に「この家のドア、鬼門じゃない?」なんて怪訝な表情で言われたら、ちょっと嫌な気持ちになりませんか? また、私が以前に勤務していた工務店では、二世帯住宅を建てる方が多かったせいか「鬼門(きもん)」には気を付けたい方が多かったです。いずれにしろ、新築後のハッピーな気持ちが損なわれないように、ちょっとだけ「家相」のことを知っておいても損はないですよ。
まず、要注意なのが「鬼門」と「裏鬼門」です。この範囲内に玄関や水廻りなどがあると凶とされます。「鬼門」とか「裏鬼門」というのは北東45度と南西45度の範囲のことです。
(尾張猿田彦神社より)
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、家相では北は「磁北」を使います。金沢市近郊は地図上の真北から約7度西に偏っています。建築予定地に図面を置いて、その上に方位磁石を乗せるとわかりやすいです。方位磁石は家の重心(重さの中心)に置くようにしてください。真四角や長方形でしたら、簡単です。角と角を結んだ交点が重心です。
(コの字型やL型だったり、でっぱりやへこみがあるとちょっと複雑です。そんな図面の方はごめんなさい。文字だけでお伝えするのは難しいので直接お問合せください。)
磁北を合わせると「鬼門」と「裏鬼門」の範囲がわかります。でも、実は、家相を最優先にすると、家は南北に長くなったり動線が悪くなることが多いです。ですから、こんな風に考えたらいかがでしょうか?完璧にクリアするのではなく、家相は昔の人が考えた住みやすさの目安ととらえて、できる範囲で対処してはいかがでしょうか?
「鬼門」は北風と考えてみましょう。冬は北東から強い風が吹きますから、玄関ドアがこの場所にあったら強い風にあおられて、急にバタンと閉まって危ないかもしれません。
また、「裏鬼門」は西日と考えてみましょう。西日は赤外線を含むので、食べ物が腐りやすくなります。だからキッチンにはできるだけ西日が入らないように窓の位置や高さと性能を工夫すると良いです。
家相にとらわれすぎる必要はないものの、住む前に少し対処できれば、「家相」を隠し味にして住み心地のよい家づくりができるのではないでしょうか?
ちなみに、私の自宅のキッチンは北東の「鬼門」にあります。東の光がたっぷり入るので、朝は照明なしで調理ができます。でも、「鬼門」だということを意識していて、就寝前と出勤前にはシンクの排水部分はキレイにするようにしています。ここでゴミが腐っていると嫌なニオイが家中に充満しますし、後で水を流したらカビが空中に拡散されるかもしれませんね。
ちょっと「家相」について気になってきましたか?
実は、「家相」をクリアしやすい土地選びもできますが、これについてはケースバイケースで複雑になってきますので、もっと知りたいという方は下記よりお問合せください。
私たち「コンシェルジュ」は家づくり初心者さん大歓迎です。
(主な資格) 二級建築士、宅地建物取引士、2級ファイナンシャルプランニング技能士(AFP)、住宅ローンアドバイザー、インテリアコーディネーター、福祉住環境コーディネーター2級、整理収納アドバイザー1級、英検準1級
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