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「今の住まいの不満は?」~富山で聞いた家づくりアンケートのランキング結果~

おうちコンシェルアピタ富山東店で週末実施している家づくりアンケート。

 

今回のアンケートは「今の住まいの不満は?」という問いで
・間取り
・断熱性
・耐震性
の3つから選んでいただきました。

 

回答数は50。今回も多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。

 

家づくりアンケートのランキング結果

 

注目のランキング結果はこちら。
1位:間取り 23票
2位:断熱性 14票
3位:耐震性 13票

 

今回、最も不満を感じている声が多かったのは「間取り」についてでした。

 

 

家の間取りでよくある不満と注意点

みなさんは住まいの間取りにどんな不満を抱えているのか、ここでよくある事例をご紹介いたします。

 

間取りの不満その1:収納スペース

 

不満の原因 収納スペースが足りない、使いにくいといった不満が多く、特にリビングや玄関収納、ウォークインクローゼットでの問題が多い。
対策 家づくりと並行して荷物の見直しを行い、不要な物は事前に処分することが重要。
設計ポイント 収納スペースは、床面積ではなく壁面積で考えるのがコツ。
成功例 ファミリークロゼットやパントリーを広くとることで、収納の不満を解消した例がある。
注意点 収納内部のつくりや収納場所も大事で、モノを出す・使う・しまうシーンを考えることが重要。

 

できるだけ開放的な部屋にしたい、でもちゃんと片付けるためにはある程度の収納スペースも必要だし…。

居心地とモノの管理をどこで線引きするかも注文住宅では悩ましい問題のひとつです。

 

 

間取りの不満その2:配線計画

 

不満の原因 コンセントの数が足りない、位置が不便であることが多い。
対策 家具と家電の配置を図面に書き込み、必要な数のコンセントがあるか確認する。
設計ポイント 照明スイッチは生活動線に沿って設置することが大切。
成功例 家電のリストアップを行い、必要な場所に必要な数のコンセントを設けた例がある。
注意点 ベランダに照明をつけなかったことが失敗だったという声もある。

 

電気なしの生活は考えられない現代において、コンセントをどう配置するかも毎日のストレスに結構関係しています。

配線計画を考える時に、具体的な生活シーンのイメージをどれだけふくらませられるかによって、「ここに欲しかった…」が減らせるかもしれません。

 

 

間取りの不満その3:明るさと暗さ

 

不満の原因 窓の数や位置が不適切で、部屋が暗すぎたり、逆に眩しすぎたりする。
対策 光の入り方を設計士に聞いて日の入る線を図面に書き込む。
設計ポイント 外壁に接しない部屋や通路に自然光を取り入れるための工夫が必要。
成功例 スリット窓を使って視線を遮りつつも光を入れる工夫をした例がある。
注意点 トップライトの下が日焼けの気になる家具を置く場所になっていないか確認する。

 

休日の昼間に外からちょうどいい光が差し込む部屋でのんびり過ごす時間は、何とも言えない幸せなひとときと言えるでしょう。

部屋の方角や窓の大きさ、季節による太陽の動き方など、設計段階で上手にシミュレーションしながら間取りを検討してみてください。

 

 

断熱性の不満とその対策


断熱性の不満の原因を一言で言うなら「家の断熱性能が低いこと」です。では、断熱性能の低さが不満につながる具体的な内容を見ていきましょう。

 

断熱性の問題点

 

夏の暑さと冬の寒さ 断熱性が低いと、夏は室内が暑く、冬は寒くなりやすい。
光熱費の増加 断熱性が低いと、エアコンや暖房の使用が増え、光熱費が高くなる。
結露の発生 断熱性が低いと、窓や壁に結露が発生しやすく、カビの原因となる。

 

さらに、この問題点の先に起こりうる健康への影響にも少し触れてみます。

 

ヒートショックのリスク 断熱性が低いと、室内の温度差が大きくなり、ヒートショックのリスクが高まる。
循環器疾患の増加 冬場に断熱性の低い住宅で心筋梗塞や脳出血が増加する。
アレルギーの改善 断熱性を高めることで、カビやダニの発生が減少し、アレルギー症状が改善される。

 

断熱性能が改善されることで、健康にもプラスの効果が期待できると言えそうです。

 

そんな断熱性能を上げるために、いろんな断熱工法や断熱材があり、住宅会社ごとにさまざまな考え、思いがあります。

家づくりを考える前までは「断熱性能」という言葉を日常的に使う人はほとんどいないのではないでしょうか?

もちろん、断熱性能にあまりこだわらず、違う視点から住宅会社選びをする方もいるでしょう。

「断熱性能」について基本的な情報を知ったうえで、わが家における優先順位を家族と話し合って答えを見つけることが大切です。

 

 

住宅の耐震性能に関する基礎知識

 

「わが家の耐震性能を高めたい」という気持ちは、能登半島地震を経て北陸に住む私たちの間でもさらに強くなりました。

ここでは耐震性能についての基礎知識を掲載します。

 

耐震等級

 

耐震等級とは、住宅の耐震性能を示す指標で、等級1から3までの3段階に分かれています。

耐震等級の取得は任意であり、国土交通大臣に認められた登録住宅性能評価機関による審査を受けて認定されます。

 

耐震等級1 建築基準法が定める最低限の耐震性能を満たす水準で、震度6強から7程度の地震に対して倒壊しないことが求められます。家を建てる際の最低基準であり、特別な認定は不要です。
耐震等級2 耐震等級1の1.25倍の耐震性能を持ち、公共施設や長期優良住宅に求められる基準です。認定を受けるためには審査を申請する必要があります。
耐震等級3 耐震等級1の1.5倍の耐震性能を持ち、消防署や警察署などの災害復興拠点に求められる基準です。認定を受けるためには審査を申請する必要があります。

 

等級が上がるほど大地震に対する安心感は得られます。また、住宅ローンの金利優遇を受けられたり、地震保険の割引率が高いという側面もあります。

 

ただ、耐震等級が高いほどそもそもの建築コストが高くなりますし、間取りに制限が生じる場合もあります。

 

断熱性能と同じように、どの選択肢にも一長一短があり、いろんな条件を並べてみた上でどの等級を選ぶかを検討するのが正解です。

 

 

家の不満について対話しながら優先順位を考えよう


 

今住んでいるアパートで感じる不満、昔住んでいた実家で感じていた不満など、住まいで感じている不満は人それぞれです。

 

一緒に暮らす人と不満を共有して「これから建てる家が、少しでもその不満を解消してくれる空間にしたい」。その願いを叶えてくれる住宅会社を選ぶために、おうちコンシェルはお手伝いいたします。

 

家づくりに使える適正な予算出し、一緒に暮らす人が家に抱く要望の整理、それらをていねいに進めていく先に、理想の家を共に建てるにふさわしい建築会社が見えてくるはずです。

 

 
 

おうちコンシェルアピタ富山東店では、

新築、注文住宅、規格住宅、リフォーム、リノベーション、中古住宅などの

住まいのご相談にこれまでも数多く対応してきました。

 

県内の多くの住宅会社の特徴を知り、信頼できる担当者をご紹介しています。

 

そして、FPの資格をもつおカネの専門家として、

将来を見通した住宅予算を導き出すためのライフプランも無料でお作りしています。

 

もし富山で「これから家づくりを始めたい…けど色々不安」な方は
ぜひおうちコンシェルアピタ富山東店まで、お気軽にご来店ください!

 

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