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快適な暮らしと節電の両立!今すぐできる節電対策5選
まだ7月なのに連日の暑さが堪えます。自宅のエアコンは、暑さに弱いシーズー犬のために24時間連続運転中なので電気代を抑える工夫は欠かせません。今回はすぐに実践できる節電対策をご紹介します。ぜひ取り入れていただいて、ビフォーアフター談をお寄せください。
1. エネルギー効率の高い家電の選定
家電製品のエネルギー効率を見直すことは、節電において非常に効果的です。特に、冷蔵庫やエアコン、洗濯機などの主要家電は省エネ性能が大きく影響します。買い替えを先延ばしすることが必ずしも良いとは言えません。
■冷蔵庫: 家族の人数に適したサイズの冷蔵庫を選びましょう。省エネ性能が高いものは年間の電力消費を大幅に抑えることができます。また、冷蔵庫のドアを開ける回数を減らすために、必要なものをまとめて取り出す習慣をつけると効果的です。
私の工夫⇒『朝ごはんセット』をケースに入れて丸ごと出し入れ、ドアポケットにはフセンを貼って『定位置管理』しているので探す時間はゼロ
■エアコン: 部屋の広さに合った能力のエアコンを選び、省エネモードやタイマー機能を活用することで無駄な運転を防ぎ、消費電力を効率的に抑えます。また、室外機に直射日光が当たらないように日除けを設けることも効果的です。
(ちょっと深掘り)
エアコンの寿命は10年前後と言われていますが、迷いながらも何となく次のシーズンも使う方が多いのではないでしょうか。
【10年間の電気代が安くなる分 > 購入費】 だったら買い替えた方がよいのでしょうが、計算するのが面倒だったり、そもそも計算の方法がよくわからないですよね。
そんな時に、細かな計算をやってくれる超便利なサイトがあります。
環境省 省エネ製品買換ナビゲーション「しんきゅうさん」より
https://ondankataisaku.env.go.jp/shinkyusan/
資源エネルギー庁「省エネ型製品情報サイト」では登録されたエアコン、冷蔵庫、照明など、全21種類の家電製品の消費電力量や電気代、省エネ基準達成率などの情報を区分ごとに掲載しています。
■洗濯機: ドラム式洗濯機は縦型と比べると1回あたりの水の使用量も電気も以下の通り節約できます。*詳しくはコチラ⇒Panasonicサイト
1回あたりの水道代の差額:約18円
1回あたりの電気代の差額:約0.9円
ただし、初期費用は約10万円以上はドラム式の方が高いようです。毎日1回の洗濯でしたら年間7,000円の節約⇒10年で約7万円となり、今と電気代が同じであれば10年後の経済効果はあまり変わらないことになります。
でも、電気の使用を抑えることが環境を守ることに繋がるから…となるとドラム式洗濯機に軍配が上がりそうです。
2. 日常の節電習慣の見直し
既に実行中の方も多いと思いますが、日常生活の中で少しの工夫をするだけで大きな節電効果を得ることができます。
■エアコンとサーキュレーターの併用: 冷房効果を高めるにはエアコンの反対側の壁か対角線上にサーキュレーターを設置するとよいでしょう。また、ランドリールームなどに洗濯物を乾かす場合には必須です。その方が早く乾くことはもちろんですが、部屋の隅などに湿気が溜まってカビが生えるのを防ぐ効果があります。
■照明: 蛍光灯からLED照明に切り替えることで、電気代を大幅に節約できます。LED照明は長寿命で交換頻度が少ないため、トータルコストも抑えられます。また、人感センサーをうまく使うなどして照明はこまめに消す習慣をつけましょう。
■待機電力の削減: テレビやパソコン、電子レンジなどの家電は、使っていないときでも待機電力を消費しているので、使わない家電のプラグは抜いておく…と言われていますが、これには注意が必要です。
●デスクトップPCの場合には不使用時間が90分以内であればスリープ状態の方が起動電力が少なく済み、ハードディスクは起動時に負荷がかかるのでシャットダウンをこまめにすることが故障に繋がることがあります。
・通気口などの掃除をマメに行いパソコンの冷却効率を高める
・ノートPCは電気料金の高い時間帯だけコンセントから電源プラグを抜く
●電子レンジの待機電力は非常に低く、未使用時にコンセントから抜くことで1ヶ月に節約できる電気代は1ヶ月に約10円以下と言われており、ドアの開閉で起動を制御するタイプでしたら待機電力ゼロのものもあります。
3. 断熱性能の向上
築10年以内の建物の場合は窓や壁の断熱性能についてはほとんど心配は必要ありませんが、更に断熱性を高めたいのでしたら窓からの熱の出入りを防ぐことが効果的です。
外気温が高い時に窓ガラスが熱くなっているようであれば、外部にサンシェードを付けると効果的ですが、強風の際には取り外せる工夫が必要です。
タカショーHPより
4. メンテナンスの重要性
購入後も定期的にメンテナンスを行うことで、家電製品の効率を維持できます。フィルターの清掃や部品の交換を怠らないようにしましょう。
上位機種のエアコンには自動的に掃除できるものもあります。そのほとんどは表面のホコリをブラシで取り除くだけで、フィルターに入り込んだ細かいホコリは残ってしまいます。最低でも1ヶ月に1回は水洗いすることで電気代の節約だけでなく内部の結露とカビを防ぐことができます。
5.まとめ
電化製品の買い替えは、節電効果を最大限に引き出すために慎重に行う必要があります。エネルギー効率の高い製品を選び、最新の技術を取り入れることで、長期的な電気代の削減が可能です。家電ごとの特徴や適切なメンテナンスを理解し、賢く選択しましょう。
何かを選ぶときには様々な選択肢があります。例えばエアコンでしたら、何を基準に選びますか? 省エネ基準達成率? 購入費用? それとも、掃除のしやすさ?
プロのアドバイスを得て、ご自身の優先順位で比べることが大切です。特に住宅は住み始めてからが肝心です。
家の中を見られるのを恥ずかしがらないでしっかりと点検してもらいましょう。老後まで安心して住み続けることがいちばんの節約に繋がります。
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