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  • 住宅メンテナンス

家の資産価値はメンテナンスで決まる!

住宅は購入時よりも住み続けるための費用の方が、実は注目すべきことだと常々お伝えしています。早めの点検とメンテナンスが、結局は生涯の住居費のコストダウンになることを覚えていてください。

 

 

どんなに良い材料を使っても経年劣化を完全に防ぐことは不可能で、それぞれの材料には『寿命』があります。特に建物の外部は自然環境の影響を受けやすく、風雨・紫外線・空気中の化学物質の影響があり、海の近くでしたら塩害もあるでしょう。

 

近頃流行りの金属(ガルバリウム鋼板)の屋根・外壁はとても丈夫だと言われています。だからと言ってほったらかしにしておいてよいわけではありません。

 

もしも穴が開いてしまったら雨漏りして大事な構造材を傷めてしまいます。そうなると大掛かりな工事が必要になり費用も莫大になります。

 

ですから、定期的な点検と早めのメンテナンスをすることが維持費用のコストダウンのポイントとなります。

 

パナソニックHPより

*上記の表はあくまで一例です。ご自身のお住まいについては施工会社に確認なさってください。

 

 

1. 屋根と外壁のメンテナンス

屋根や外壁は、風雨や紫外線などの自然環境に常にさらされています。そのため、特に注意が必要です。屋根の瓦のズレや破損、塗装の必要な屋根材の塗装の劣化、外壁のひび割れや塗装の剥がれをチェックし、必要に応じて修繕を行いましょう。

 

・点検頻度:年に1回 *台風や地震時にはその直後も必要

・主なチェック項目:瓦のズレ、塗装の剝がれ、外壁のひび割れ、コーキング部分の隙間

 

屋根材はその材料によってメンテナンス期間が異なります。もっとも長持ちするのは粘土瓦と言われており60年保証のメーカーもあります。一方、耐用年数が短いため定期的に再塗装が必要な屋根材もあります。

 

粘土瓦・㈱鶴弥HPより

 

2. 基礎・構造部分の点検

基礎や構造部分の点検は、住宅全体の耐久性を保つために重要です。基礎部分のひび割れや沈下、柱や梁の劣化をチェックし、シロアリ被害がないかも確認しましょう。少しでも予兆があれば施工会社に点検をお願いしましょう。

 

・点検頻度:3~5年に1回

・主なチェック項目:基礎部分のひび割れ、シロアリの被害

 

 

シロアリは水分を好みます。家の周りは通気をよくして、古材や植木鉢・プランター等を基礎・外壁の側には置かないようにしましょう。

 

3.給排水設備のメンテナンス

給排水設備の不具合は、日常生活に大きな影響を与えます。定期的に配管の漏れや詰まりを確認し、蛇口やシャワーヘッドの機能をチェックしましょう。また、排水口の掃除も忘れずに行い、異常があれば早めに対処することが大切です。

 

・点検頻度:年に1~2回

・主なチェック項目:配管の漏れ、蛇口の動作、排水口の掃除

 

家の外部にある排水の汚水桝も忘れずに掃除しましょう。マイナスドライバーなどをフタの隙間に差し込んで開けて、スコップやひしゃくで汚れを取り除きます。

 

これを数年しないで完全に詰まってしまうと大変なことになります。私が工務店に勤務していた時に、あるお客様宅でキッチンから汚水が噴出したことがあります。業者さんを呼んで高圧洗浄が必要でした。

 

4. 暖房・冷房設備のメンテナンス

エアコンやファンヒーターは、定期的なクリーニングと点検が必要です。フィルターの清掃や交換を行い、機器の効率を維持しましょう。また、ダクトや配管の点検も忘れずに行い、快適な室内環境を保ちましょう。

 

・点検頻度:使用時は月に1回以上

・主なチェック項目:エアコンのクリーニング、フィルターの清掃、ダクトの点検

 

エアコンの中には自動の掃除機能がついているものもありますが、フィルターの清掃は完ぺきではないそうです。細かなホコリは水洗いしなければ取り除くことができないので、月に1回以上は外して水洗いしましょう。

 

これをしないと電気代が無駄に増えるだけでなく、内部が結露してカビが生えやすくなります。(←我が家の失敗談より/メーカー担当者からのアドバイス)

 

水洗いの際には、水は裏側から掛けるようにしてください。表側から掛けるとホコリを目地に詰め込むことになって取れにくくなります。

 

5. 火災報知器の点検

火災報知器は、家族の安全を守るための重要な設備です。月に1回はテストボタンを押して正常に作動するか確認しましょう。常に万全の状態を保つことが必要です。

 

・点検頻度:月に1回(テストボタン)、年に1回(センサーのクリーニング)

・主なチェック項目:テストボタンの動作確認、センサーの清掃

 

火災報知器には製品寿命があり、通常は10年程度です。低電圧になると警報音が鳴るタイプがあります。

 

昨年、我が家の寝室で突然警報音が鳴り出して大慌てしたことがありました。エアコンだと勘違いして、コンセントを抜いても止まらないので別室で寝ました。翌日、エアコン業者さんの指摘で火災報知器の音だとわかり、とても恥ずかしかったです。

 

 

住宅用の火災報知器は電池交換できないものも多く、その場合は取り外して新しいものに付け替えます。同じメーカーのものでしたらビス穴の位置が同じであることが多いです。通販で2,000円位から購入できますので早めに準備しておきましょう。

 

6. 内部の点検

内部のメンテナンスも忘れてはいけません。壁紙の剥がれや汚れ、床材の傷や浮きを確認し、窓やドアの開閉具合をチェックしましょう。日常の掃除と合わせて、定期的にメンテナンスを行うことで、美しい住環境を保てます。

 

・点検頻度:年に1回

・主なチェック項目:壁紙の剥がれ、床材の傷、窓やドアの開閉具合

 

窓の複層ガラスのメーカー保証は10年間です。内部結露していないか時々点検しましょう。

 

窓の断面図/旭硝子㈱HPより

通常の使用であれば保証期間中に内部結露したら無料でガラスを交換してもらえます。その際は一時的に窓を外して作業しますので、寒暖の厳しいときに慌ててすることのないように9年を過ぎたら度々点検しましょう。

 

 

まとめ

住宅のメンテナンスは、快適な生活を長く続けるために欠かせないものです。定期的な点検と適切な修繕を行うことで、住宅の寿命を延ばし、資産価値を維持することができます。日々の暮らしを支える住宅を大切にし、安心して住み続けられるよう、メンテナンスを怠らずに行いましょう。

 

私の最初の家は施工不良だったために11年前に建て替えました。雨漏りがあり、どんどん傾きがひどくなっていく建物に不安と怒りを感じながら長年住み続けていました。

 

家は消耗品ではなく、資産となるべきです。負の財産となってはいけません。おうちコンシェルでは『住宅』ができるだけ価値のある資産となるようにアドバイスしています。

 

住宅の購入は、お金の運用ととても似ています。

 

年数を経てプラスになるかマイナスになるか、その違いを生むポイントはどんなことでしょうか?

 

 

資産価値の高い住宅購入のポイント実家じまいなどのご相談もよろこんで承っております。

 

 

また、土地~会社選びに不安を感じている方もぜひ私たちにご相談ください。

 

おうちコンシェルでは、数多くの土地と住宅会社を見てきた専門家無料でアドバイスしています。

 

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