- 中古住宅
『お得な中古住宅』と『損な中古住宅』~何がちがう? Vol.1
『そろそろ家がほしいけれど、土地も建物もどんどん値上がりしているみたい。新築よりも中古住宅の方が安いけど、ほんとにお得なのかなぁ…。』と迷っている方も多いと思います。
中古住宅はお得なのか損なのか、ハッキリさせる『ものさし』がほしいという方は、ぜひこの記事を読み進めてください。
2回に分けますので、『ものさし』については次回の記事で詳しくお伝えします。
- ≪中古住宅のメリット≫
- ① コストパフォーマンス
- ② 即入居可能
- ③ 現物を実際に確認できる
- ④ 住環境が整っている
- ⑤ リフォームやDIYが楽しめる
- ≪中古住宅のデメリット≫
- ① 建物の老朽化・隠れた欠陥
- ② リフォーム費用
- ③ 省エネ基準の低さ
- ④ 法律や規制
≪中古住宅のメリット≫
① コストパフォーマンス
・中古住宅は価格が低めで、一般的に築25~30年で建物価格はゼロに近くなる
・築10年位の中古住宅の場合には新築時よりも建物は3~5割安くなっていることがある
注意!:築10年以上の建物の場合は予想外の修繕費などがかかることがあります。
② 即入居可能
・購入後すぐに入居できることが多い
・お子さんの入園や入学で急いでいる方にとってはスケジュールが立てやすい
③ 現物を実際に確認できる
・実際に建物を見て費用に見合っているかを確認できる
・建物の耐久性や問題点も把握して購入するかどうかを判断できる
④ 住環境が整っている
・交通の便、学校、商業施設など、生活に必要なインフラがすでに整っていることが多い
・街並みや近隣住人が自分たちの生活スタイルに合っているか確認できる
⑤ リフォームやDIYが楽しめる
・内装をリフレッシュしたり、棚をつけたりして楽しめる
・自分でやると材料代だけの出費でできる
≪中古住宅のデメリット≫
① 建物の老朽化・隠れた欠陥
・構造的な問題があったり、給排水、設備機器の経年劣化が進んでいる場合がある
・雨漏り、シロアリの被害など見た目ではわからないことが多い
…専門家でないと見極めることは難しい
② リフォーム費用
・耐震化、屋根・外壁・設備の劣化、外観・内装が好みに合わない場合にリフォームが必要になる
…予想以上の費用が掛かることがあり、総額が新築住宅と変わらなくなる場合もある
③ 省エネ基準の低さ
・断熱性や省エネ性能が低いことがある
…寒さ・暑さ対策のため光熱費が高くつく原因となる
④ 法律や規制
・現在の建築基準法に適合していない古い建物は改築(リノベーション)を行う場合に制限が生じることがある
…リフォームローンを借りる際に、銀行から担保価値が低いとみなされて十分に借りることができない場合がある
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中古住宅のメリットだけに目を向けて楽観的にならず、また、デメリットだけを見て不安になりすぎないでください。
どちらもバランスよく冷静に判断することが大切です。次回は、お得かどうか判断する基準となる『ものさし』についてお伝えします。
それまで待てない!という方は、ぜひ直接ご相談ください。疑問や不安を解消して安心して前に進むことができるようにサポートいたします。
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