- 住宅ローン
2023年 住宅ローンの金利は上がってしまうのかを考える
「おしえて、おうちコンシェルさん!」のテレビCMでおなじみ、
富山県の住宅購入相談店( 金沢店もあります!) でご相談をお受けしているファイナンシャルプランナー&宅建士の黒田です。
2022年もあとわずか、今年はアメリカをはじめ世界中がインフレになりました。
それに伴って、多くの国の金利が上昇しました。日本の金利は、ほぼ据え置きの
状態で住宅ローン金利もほぼ横ばいでしたが、本日、大きなニュースが出てきました。
そこで、2023年の住宅ローンはどのような状況になるのか考えてみました。
┃住宅ローンの金利はここ5年でどれくらい違う?
返済額が固定される、フラット35の金利データから、ここ5年の金利に着目してみます。
一番低いのが、2019年9月の1.12%、一番高いのが2022年12月が1.65%になります
一番低い頃に比べて0.53%上昇していることがわかります。
この金利差の影響は、借入1,000万円あたり月額約2,500円の負担差になります。
※35年返済、元利均等返済とした場合
これを多いと考えるか、少ないと考えるかはそれぞれだと思いますが
食費や光熱費の上昇幅から考えると、少ないと言えるかもしれません。
┃住宅ローンの金利はどうやって決まるの?
フラット35の金利が決まる指標となっているのは10年国債の金利です。
2022年12月は0.25%、2019年9月の-0.265%でした。
0.53%の開きがありますので、国債の金利差0.52%とほぼ一致しています。
ちなみに今月の0.25%は、ここ5年の中で最も高い金利です。
住宅ローンの金利を占う際には、この金利がどのようになるか予想することになります。
┃金利は、コントロールされている
住宅ローン金利の指標となる10年国債の金利はどのように決まっていくのでしょうか。
国債は国が発行する株券みたいなものですので、本来は買いたい人が多いか少ないかで
変動するものですが、日本の場合は日銀がコントロールしているような状態です。
ここ数年は、金利をプラスマイナス0.25%に収めるのが日銀の政策でした。
そして、そうなる為に国債の買い方を調整してきました。
結果的に国債の金利は、プラスマイナス0.25%の範囲で動いていました。
ところが、本日の日銀の会合で、プラスマイナス0.25%から、0.5%に変更したこと
が伝えられました。つまり、現状の金利よりさらに0.25%上昇する可能性が高く
なったということです。
┃2023年、住宅ローン金利はどうなるか
上述したように、残念ながら2023年の金利は上昇する可能性が高いです。
しかし、金利を上げ過ぎれば家計を圧迫し、様々な物の買い控えが増えて
経済がダメージを受けてしまいますので、金利も多くは上げられないと思います。
賃金の上昇が鍵になると思いますが、日本人の約70%は中小企業勤めですので
2023年に達成できるようなものではないと考えています。
┃まとめ
日銀の政策変更により2023年は2022年より、住宅ローン金利が上昇する可能性が高そうです。
賃金の上昇を見込むことが出来なければ、負担だけが増えてしまい生活を圧迫してしまいます。
住宅購入の際には今まで以上に、お金に関する精査が重要になってきます。
おうちコンシェルは、これまでに2,000組以上のお客様に対し、最適な住宅ローンプランを提案してきました。
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