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スタッフのお役立ちブログ

家づくりのパートナーは誰?(2)

こんにちは。

今月初旬のブログ「家づくりのパートナーは誰?(1)」の続きです。

 

今日、お客様と建築会社さんにお伺いしました。

社長さんの自宅を標準仕様のモデルとして見せて頂きました。

 

色々な説明をされる中で、とても印象的な言葉がありました。

『これから40年、50年と住んでいく中で、

必要とされる経費をトータルに考えて標準仕様を考えています。

だから、最初は安くても将来の負担が増えるような提案はしません。』

 

前回、別の会社を訪問させて頂いた時も

そちらの社長さんから全く同じ説明を受けました。

 

『初期費用は安いけれど、メンテナンスに多額の費用が掛かるような家や

デザイン性は良いけれど、雨漏りしやすいような提案はしません。』

 

初回の面談で、お客様受けする言葉を言わずに

自社の理念を具体的に説明していました。

 

家づくりのパートナーと呼ぶのにふさわしい人は

住宅に掛かる経費を、住み続ける過程も含めて

全てをトータルに考えて提案してくれる人ではないでしょうか。

 

その人はその会社の社長、または、社長の理念に実直に従う

設計士や現場監督も含まれるかもしれません。

 

少なくとも、

今月の売上が足りないのでキャンペーン価格にしますからと

契約を急がす営業担当者ではないはずです。

 

安価にメンテナンスできないような材料を使って

住宅ローンを払い終わる前に、建替えなくてはならないような家を

もしも手に入れてしまったら、それは負の財産と言えます。

 

そして家計設計だけでなく、ご家族の人生も大きく変わってしまいます。

 

ですから私は家計設計(ライフプラン)のパートナーとして

時には、家づくりに失敗したダメな先輩として

これから家づくりをスタートする方々と一緒に解決策を考えていきたいと思っています。

<スタッフ/たにみちけいこ>

おうちコンシェル

ずっと住める家

こんにちは。

昨日、四国、中国、近畿地方が梅雨入りしたとみられると

各気象台が発表しました。北陸ももうすぐですね。

 

ムシムシ・ジメジメして、不快指数の上がる梅雨は

実は、家にとっても不快な季節です。

そして、使ってある素材や材料によってはかなりの負荷がかかります。

 

例えば、一年中涼しくてカラッとした北欧で育った木を

高温多湿の北陸で住宅に使ったらどうなるでしょうか?

 

壁の中の柱等の構造材はその湿気に耐えられると思いますか?

 

どんどん湿気を吸ってしまって、腐朽菌まみれになったら本当に大変です!

腐朽菌は木を腐らせてしまいます。

 

木材腐朽菌への耐性は樹種によって大きな差があります。

どんな木が長持ちして強いのか知っていますか?

良心的な材木屋さんが、絶対に使ってはいけないと言っている木もあるんですよ。

 

リフォームの現場で、白いキノコが生えた柱を見たことがあります。

表面は柱があるように見えましたが、実際には中はボスボスで

柱としての働きは全くしていませんでした。

 

そんな柱は、地震がきたらどうなるんでしょう。

 

また、湿気を帯びた木が大好きな悪者もいますよ。

シロアリです。

 

シロアリは下から入って、柱の中をどんどん上に向かって食べていきます。

 

2階の柱にまで被害の出ている家を見たことがあります。

身体を上下にゆすると、家がフワフワたわみました。

 

仕上がった直後の住宅は、どれも新しくてきれいです。

 

でも、10年、20年、30年と年月を重ねていくと

家の”寿命の差”が表れてきます。

 

最初は安く建てることができても

20年、30年で建替えなくてはならないような家だったら

結局は高い買い物になってしまうかもしれません。

 

家づくりは、50年・60年先までの必要経費をトータルに考えて

じっくり、ゆっくり、念入りに計画しましょう。

 

メンテナンスをしながら、ずっと住める家が

結局はいちばんお得な買い物だったら、どんな家づくりが最適でしょうか。

 

おうちコンシェルでは、家づくりの現場にも携わったFPが

ご家族のライフプランを元に、資金計画から建築会社選びまで

第三者機関としてトータルにお手伝いしています。

<スタッフ/たにみちけいこ>

家づくりのパートナー は誰? (1)

こんにちは。

2017年4月から消費税が10%になることが決まった影響が出始めているようです。

大型の宅地造成や見学会の広告が頻繁に入るようになってきました。

 

おうちコンシェルにご相談に来られる方もだんだん増え始めて

週末のご予約がお受けしにくくなっています。

 

せっかく来てくださったのに、ご予約した方々で満席のためお話しできないことも。

お帰りいただいた皆様、本当に申し訳ありません。

 

 

ところで、家を建てようとした方が建築会社を決めるポイントとして

営業担当者の人柄や信頼性が上位に入っているそうです。

 

私も、建替える前の1軒目の住宅をハウスメーカーから購入しましたが

とても良い営業さんだったので、そのことが購入を後押ししてくれたのを覚えています。

 

ところが!

ハウスメーカーの営業さんは、通常は契約までしか担当してくれません。

 

だから、実際の家づくりは、設計・現場監督・コーディネーターさん達とします。

 

しかも、営業さんに何か相談したいと思ったり、新築後に確認したいことがあった時には

転勤や転職していて、もういないということもしばしば。

 

私の場合、営業さんと約束したことと実際の家が違っていました。

 

2階のトイレの配管を壁の中に入れておいてくれる約束をしていましたが

いざ、2階にトイレを付けようとしたら、配管も何も入っていませんでした。

 

約束してくれていた営業担当者と営業課長は退職していて

何の証拠も残っていなかったので誰も責任を取ってくれませんでした。

 

 

さて、タイトルに戻ります。

それでは、家づくりのパートナーは、いったい誰でしょうか?

 

この答えは次回にじっくりとお話ししますね。

少なくとも、営業担当者は家づくりのパートナーではありませんよ!

 

だから、その人の人柄や信頼性だけで建築会社を決めてしまうのは

とても無謀なんじゃないでしょうか。

 

家は財産であり、家族の命を守ってくれるシェルターのようなものです。

だから、慎重に確認しなければいけないことがあると思います。

<スタッフ/たにみちけいこ>

おうちコンシェル

家計に影響を与える二つのもの

こんにちは

最近のニュースで記録的なことがいくつか起こっています。

 

・13年振りの1ドル125円

・日経平均株価がバブル期以来の20,500円

 

など。

 

株価の上昇については、株を持っていない人にとっては

あまり関係ない話ですね。しかし、急速に進む円安については

モロに家計を直撃しています。

 

現代社会において、家計支出増大に直結する二大要素が

 

円安と原油価格です。

 

輸入に頼る日本は円安になると物価があがります

多くを輸入する石油については原油高になると物価が上がります

 

ちなみに、今は円安の原油安、つまり、物価が上がる要因と下がる要因

が同時に起こっているわけですね。本来はインフレを起こすのに円安か

原油高 どちらかだけで良いのですが相殺してしまい、アベノミクス目標の

物価2%高が達成出来ていません。

 

円安については非常にわかりやすくあらゆるものが値上がりしています。

乳製品や小麦粉、大豆製品など上昇しています。冷静に考えるとほんの

数年前まで1ドル75円だったわけですから、おなじものを1.7倍近くで買う

必要があるわけですね。

 

原油価格について最も身近なのがガソリンの値段です、数年前に1L180円

くらいまでいきましたよね、実際の原油価格はその時の半分以下になりました

しかし1L90円とはなっていません、理由はガソリン価格の約4割が税金だか

らです。

 

住宅についてはどうでしょうか、海外から多くの部材を輸入する輸入住宅に

ついてはダメージが大きいのは想像に難くありません。輸入していない部材

については、プラスチックなどの石油関連部材は恩恵を受けることになりますね。

 

食品であれば、内容量を減らして値上げはしないという隠れ値上げはできますが

住宅について同様のことをされてはたまったものではないですね。

 

そのような視点で、住宅の割高感、割安感を見極めても良いかもです。

 

黒田 健一

おうちコンシェル

風を取り込むことができる窓

こんにちは。

もう半袖を着てもよいような陽気です。

窓からそよ風が入ってきたら気持ちよい季節ですね。

 

ところで、窓の付け方で風の通りに大きな差が出ることをご存じでしょうか?

大きな窓を付ければ風が入ってくると思っていませんか?

 

どんなに大きな窓を付けても

風の入り口と出口がなければ風は通りません。

 

周りの家の建ち方や、道路の方向を考慮して

風の通り道を計画して窓の配置を決めなければなりません。

 

でも、玄関ホールのように2ヶ所に窓を付けることが難しい場合には

こんなふうに上下に分けて、左右逆に開く「縦すべり出し窓」はどうでしょうか。

これは、私の自宅です。

この窓は南側にありますが、どちらか一方だけでは

ほとんど風は入ってきません。

 

ところが、ふたつとも開けると、すーっと風が入ってきます。

壁際に座ると本当に心地よい風を感じることができます。

 

わずかな風をうまく拾ってくれる「縦すべり出し窓」は気密性も高く、

階段、ダイニングや寝室に左右対称に付けるのもお勧めです。

 

設計段階で風の通り方もしっかり計画してもらいましょう。

<スタッフ/たにみちけいこ>

おうちコンシェル

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