水害の脅威
1年振りにお会いした知人から、千葉県の実家の近くの河川が氾濫し
床上浸水の被害を被ったという話がありました。
最近の台風とか大雨は本当に怖い、自然の力には本当に敵わないので
災害から逃げるしかない、つまり、災害が起きにくいところに住むしかない
ですよね。これから家を建てられる方は、ハザードマップ確認の重要性が
ますます増していきます。
知人はとりあえず、保険金が出るかどうかを心配していました。
これについては、火災保険の水災に加入していれば損害額相当が
保険金として支払われます。ただ、以下のようなケースは支払いの対象外
になっていることが多いので気を付けてください。
- 床下に汚泥が流れ込んできたが、床上浸水に至っていない。
⇒支払い要件が、再調達価額の30%以上の損害、または、床上浸水
または地盤面から45cmを超えて浸水した場合となっている為
- 大雨で雨漏り(屋根や外壁)
⇒建物の老朽化を原因とした雨の吹き込みは対象外
- 車庫の車が水没した
⇒自動車保険の車両保険で補償されます
被害にあった場合は片づける前にまず写真を撮りましょう、浸水の場合
は、どこまで水が来たかわかるように、メジャー等をあてて写真をとって
おきましょう。そうすることで、スムーズに保険金受取の手続きを進めて
いくことができます。
日本の多くの家は木造の家です、長時間水に浸かってしまうと強度も落ち
腐りやすくなってしまい家の寿命に大きく関わってきます。新築時の対策と
して基礎を高くするなどの対策がありますが、これとて万能ではありません
まずはハザードマップを確認し、災害の可能性が低い土地を選ぶのが一番です
土地から探されている方、当店にご相談ください。
おうちコンシェル 黒田