どうしようもないトラブル①
家づくりのトラブルには様々なものがありますが
誰が見ても不良品のようなものでも泣き寝入りしなければ
いけないようなケースも多々あります。
基本的に、建物の対して法的に対抗できるのは、建築基準法で
定められている事柄だけです。
例えば、建築会社に頼んで、本棚を作ってもらったとしましょう。
建築基準法では、使用する合板に含まれている有害物質の量
に規制があります。しかし、それ以外のことは法的縛りがありません。
例えば、1年後に板が反りまくって、使えないものになったとしても
知らぬ、存ぜぬでも問題はないのです。
本来、ある用途には向いていない材料のものを使用しているような
ケースは以外に多く見受けられます。完成した瞬間はとても見栄えが
良くても、何年かすると壊れてしまったり・・・
これが車や家電製品など、メーカーが作る工業製品であれば
やれリコールなどとなるのですが、建築現場の一品物になると
細かなルールがないのが現状です。
テレビでもからくり屋敷のようなリフォームを特集していたりしますが
数年使用して使い物にならなくなっているケースは多々あるのでは。