太陽光発電、次はどうなる?
こんにちは。
年初に雪が降ったきり雨か曇りの穏やかな日が続いています。
自宅の斜め後ろのお宅には太陽光発電が設置されていますので
晴れた日には電気代が浮いていいなあと思うことがあります。
ところで、みなさん、太陽光発電が思わぬ近隣トラブルに繋がることをご存じでしょう?
その犯人は”雪”です。
太陽光パネルに積もった雪が気温の上昇で雪崩のように落下して
隣家のカーポートやサンルームの屋根を破損させることがあります。
隣家と損害賠償でもめるなんて、気の弱い私には、とてもムリ…です。
昨年は電力会社が買い取りを拒否した地域もあり
何かと話題に上った太陽光発電でしたが、
隣家とのトラブルにも注意が必要なんですね。
そこで、太陽光発電の次に浮上しそうな勢いのあるのが
「地中熱ヒートポンプ」ではないでしょうか。
ヒートポンプと言えばエアコンやエコキュートの仕組みを表す言葉として有名です。
要するに、ヒートポンプとは熱を冷たいところから暖かいところへ移動させたり
またその逆ができる機械です。
地中熱ヒートポンプは大地と冷暖房する室内との間で熱を移動させることができる機械で
冬は大地から熱をもらって室内を暖房し、夏は大地に熱を捨てて室内を冷房することができます。
ヒートアイランド現象も緩和できるそうですから、日本にはぴったりの再生可能エネルギーと言えそうです。
でも、これまであまり普及してこなかったのはどうしてでしょうか。
それは、費用がとても高かったからなんです。
ところが、近年はコストも下がり、戸建住宅1軒トータルで
250~300万円前後の導入コストだそうです。
米国では100万台以上が稼働しているということですから、
もう少しコストが下がれば、日本でも地中熱ヒートポンプが普及するんじゃないでしょうか。
<スタッフ/たにみちけいこ>