土地の価格どれが正しいの?公示価格?路線価?
こんにちは。
昨日、土地の「公示価格」が発表されました。
新幹線効果で駅西上昇率は全国トップでした!
石川県内38地点で上昇したそうですから、
これから家を建てようとする方にとっては
あまりうれしくない新幹線効果です。
ところで、土地の価格には4種類あるのをご存じですか?
「公示価格」?
「路線価」??
「固定資産税評価額」???
「実勢価格」????
実はどの価格も、それぞれの目的のための正しい価格なんですよ。
<公示価格>
地価公示法に基づき、国土交通省が発表する毎年1月1日時点における評価額。
土地の価格に関してもっとも代表的な情報で、土地取引価格の基準となっています。
<路線価>
国税庁が実勢価格、公示地価、不動産鑑定士による評価などを参考に年1回公表する評価額。
公示価格の8割が目安で、主に相続税、贈与税、地価税を算定する基準となります。
<固定資産税評価額>
固定資産税や不動産取得税などをを算出する基礎となる価格。
3年に1回、市区町村が公表します。
公示地価の7割が目安となっています。
<実勢価格>
実際に取引されている価格のこと。いわば、不動産の「時価」です。
売主と買主が最終的に合意した価格で、双方の事情や
その土地の状況により価格が決定します。
売主が売却を急ぐ場合には相場より安くなることがあります。
逆に東南の角地などの人気のある要因により高くなることもあります。
土地の値段は交渉の余地がないと思っていませんか?
近隣で売買された土地の「実勢価格」を調べて
それと比べて高い場合には、交渉により値引きしてくれることがあります。
ただし、交渉する際には「不動産買付証明書」を提出して
もしもこちらの提示した金額にしてくれたら購入することを約束しないといけません。
その前に、その土地が本当に自分たちの家を建てるのに適した土地かどうかを
様々な角度から見極めることが必要です。
う〜ん、そんな難しいこと無理だ…と思う方は
おうちコンシェルにご相談くださいね。
土地のプロがわかり易くアドバイスしますよ。
<スタッフ/たにみちけいこ>