壁紙には和紙がおススメ!
こんにちは。
ポカポカ陽気のこの連休にはあちこちで住宅の内見会がありました。
私も自然素材にこだわった工務店さんの内見会にお伺いしてきました。
人体に有害なVOC(有機溶剤)をできるだけ減らすために
ビニールクロスを使わずに「玉紙」という越前和紙が使われていました。
(メーカーのHPより)
キッチンの壁にも「玉紙」が使われていたのには驚きました。
汚れたら雑巾掛けもできるそうです。
これまでの和紙のイメージがすっかり変わりました。
和紙はビニールとは異なり、通気性があるので
壁の中に湿気がこもらず、結露やカビが発生するのを防ぐことができます。
高温多湿の北陸にはピッタリの素材だと思いました。
接着剤で固めたベニヤ板も使っていないので
新築特有の嫌なニオイもなくて
化学物質過敏症の私にとって、とても居心地がよかったです。
そして、私が一番心地よいと感じたのは
音(話し声や反射音の聞こえ方)でした。
ウールの断熱材と和紙の相乗効果での
まろやかな音の響き方がとても心地よかったです。
寝室だけでも和紙に張り替えたいと思いましたが
一旦ビニールクロスを貼ってしまうと
それを剥がした際に下地を傷めてしまいます。
もしかしたら下地のボードも交換しなくてはいけないかもしれません。
最初が肝心なんですね、家づくりは。
費用の面も含めて、様々な素材のメリット・デメリットを
きちんと説明してもらって、時間を掛けて検討したいですね。
<スタッフ/たにみちけいこ>