家づくりのパートナーは誰?(2)
こんにちは。
今月初旬のブログ「家づくりのパートナーは誰?(1)」の続きです。
今日、お客様と建築会社さんにお伺いしました。
社長さんの自宅を標準仕様のモデルとして見せて頂きました。
色々な説明をされる中で、とても印象的な言葉がありました。
『これから40年、50年と住んでいく中で、
必要とされる経費をトータルに考えて標準仕様を考えています。
だから、最初は安くても将来の負担が増えるような提案はしません。』
前回、別の会社を訪問させて頂いた時も
そちらの社長さんから全く同じ説明を受けました。
『初期費用は安いけれど、メンテナンスに多額の費用が掛かるような家や
デザイン性は良いけれど、雨漏りしやすいような提案はしません。』
初回の面談で、お客様受けする言葉を言わずに
自社の理念を具体的に説明していました。
家づくりのパートナーと呼ぶのにふさわしい人は
住宅に掛かる経費を、住み続ける過程も含めて
全てをトータルに考えて提案してくれる人ではないでしょうか。
その人はその会社の社長、または、社長の理念に実直に従う
設計士や現場監督も含まれるかもしれません。
少なくとも、
今月の売上が足りないのでキャンペーン価格にしますからと
契約を急がす営業担当者ではないはずです。
安価にメンテナンスできないような材料を使って
住宅ローンを払い終わる前に、建替えなくてはならないような家を
もしも手に入れてしまったら、それは負の財産と言えます。
そして家計設計だけでなく、ご家族の人生も大きく変わってしまいます。
ですから私は家計設計(ライフプラン)のパートナーとして
時には、家づくりに失敗したダメな先輩として
これから家づくりをスタートする方々と一緒に解決策を考えていきたいと思っています。
<スタッフ/たにみちけいこ>