カーポートはいつ取り付ける
いよいよ消費税増税が迫ってきました。
現時点で言いえることは、平均的な収入世帯での税金負担が年間6万ほど増えること
さて、この可処分所得の減少をどう抑えるのかとても重要です。
さらに、10%、8%が混在する制度になりそうで面倒な感じがします。
メディアでは「おこづかいを減らす」という案が結構多く聞かれますが
我々からみると、それだけは避けて欲しいという思いです。
税金といえば消費税以外にも様々なものがありますが
先日、ご相談者様からこんな質問がありました
「カーポートは家の新築後に取り付けた方が税金上お得になりますよ
と住宅会社に言われたのですが本当ですか?」
ここでいう税金は固定資産税のことを指していると思われます
固定資産税というのは、新築時に市役所の調査員の方が家の価値を査定して
一定の税率(現在は1.4%)をかけて計算されることがスタートになります
税金がお得になるという発想は、「調査の時にカーポートがついていなければ
その分査定が下がって税金が少なくすみますよ」という発想ですがどうなのでしょうか
結論からいうと、少なくすむケースと関係のないケースに分かれます
※心配な方はお住まいの市町村役場にお問合せください
まず、査定に含まれるカーポートというのはこんな感じのものです
査定に含まれないものはこんな感じ
両者の違いは、取り囲む壁にあります
前者のように、3面壁に囲まれているものは税金計算の査定に含まれます
後者のようなタイプは含まれません。
たいていそういうルールになっています。
ただ、注意事項としてカーポートは税金の他にも、建築面積の算入に関わってきますので
設計上の注意は必要です。
現状としては、カーポートを検査後に取り付けているケースが多いように思われます
特にデメリットはないと思いますが、例えば土間コンクリートを打った後に設置する場合
カーポートの柱部分を切欠くことになり、若干見た目を損なうこともありますので
そういった点も踏まえてご検討ください。
家計の見直し
おこづかいを減らさずに乗切ることにこだわるお店
黒田