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シングルライフの住まいかた

今日の富山市内は気持ちの良い五月晴れです

 

さて、最近のご相談で

 

40代中盤の方々で、シングルライフを前提とした住まいのありかたについて

どうしたものかといったものが増えてきています。

 

そのなかで、多数派を占めるのが、中古マンションを購入しようと考えている

 

といった方々です。

 

2LDKほどの間取りで、価格にして700万~1,000万くらいを想定されています

 

中古マンション選定の理由としては

 

・価格が手頃

・利便性の高い場所にある

・老後に施設入居の際、手放しやすい

・雪かきしなくていい

 

といった意見が多いです

 

では、何かリスクは無いのでしょうか?

 

意外と考えられていなリスクについて書いてみたいと思います

 

色々ありますが、最大のリスクはランニングコストかなと思います

 

ランニングコストの代表格は、管理費と修繕積立金です

 

修繕積立金とは、エレベーターや駐車場、屋上防水など共用部分の将来の修繕に

必要なお金の積立金のことです。2LDKで築20~30年ほどであれば、月4,000円~7,000円

といったところでしょうか。このお金は大雑把にいうと入居者全員で按分しているので

例えば50世帯入居していたマンションが25世帯になると実質倍額を積み立てないと

修繕費が不足してしまうことになります。積立金には上限があるわけではないので

安全に住み続けようとした場合、月額3万、4万になることも現実として起こっています。

じゃあ売ってしまおうとしても、そのような条件では買い手がつかないことは明白です。

 

次に管理費ですが、簡単に言えば管理人さんの給料です

マンションの部屋以外の部分が豪華であればあるほど掃除をはじめとした維持管理に

労力がかかるためその分管理費が高くつきがちになります。この費用についても

一定であると約束されているものではなく、将来の環境によって値上げせざるを得ない

状況になることもあります。

 

上記のようなリスクと高齢化、長生き社会という側面を組み合わせると、必ずしも

中古マンションという選択がベストとは言えないかもしれません。

 

シングルライフの将来リスクを洗い出し、ライフプランとマネープランにふさわしい

住まいかたを一緒に考えてみませんか。

 

おうちコンシェル 黒田

 

 

 

 

 

 

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