住宅ローンの不思議②
住宅ローンの損得勘定でよく話題になるのが保証料です
最近では、ネット系以外の銀行でも保証料なしになってきています。
そもそも保証料というのは、ローン返済が出来なくなってしまっても
銀行が損をしないように設けられている保険のようなものです。
銀行により違いますが、借入100万円あたり15,000円前後、
3,000万円借りると45万円ということですね。
住宅ローンで破綻する人はだいたい1.5%~2%といわれています
なので、保証料もだいたい同率で設定されているわけです。
保証料ナシというと聞こえはいいですが、銀行からみれば、融資金利
を0.1%上げればほぼ同等の資金を回収することができます。
銀行側も他行と簡単に比較出来ないように、仕組みの複雑な割引金利
を設定したりしていますので、保証料も含めて、融資時の返済額だけでなく
融資後の返済額の変化についてキチンとおさえておく必要があります。